講演情報

[7-37]鋼矢板により補強したため池堤体の豪雨時における堤体内の浸透挙動

*山崎 弘芳1、中山 裕章1、石濱 吉郎1、原 忠2、加藤 智雄3、黒田 修一3、栗林 健太郎3、棚谷 南海彦3 (1. 日本製鉄株式会社、2. 高知大学、3. 株式会社エイト日本技術開発)

キーワード:

ため池、鋼矢板、耐豪雨補強

降雨の激甚化によるため池堤体の被害が頻発しており、豪雨対策の重要性が高まっている。ため池において洪水吐の機能が十分に発揮されない場合、越流が発生する可能性があり、越流発生時には、越流水が堤体に浸透することによる浸透破壊やすべり破壊が生じることが懸念される。そこで本研究では、鋼矢板二重壁構造に着目し、越流を模擬した模型浸透実験と数値解析を行い、鋼矢板の設置が堤体内の浸透挙動に及ぼす影響を検討した。