講演情報

[7-44]補強材幅と曲げ剛性を変化させたトラップドア模型実験

森 洋1、*西村 武1 (1. 弘前大学)

キーワード:

トラップドア、補強材、主働モード、受働モード

本研究では、地中内での破壊領域の発達を防ぐために設置した補強材の幅や曲げ剛性を変化させたトラップドア模型実験を実施した。主働モードでは、補強材の曲げ剛性を高くすると補強材上のせん断帯発達を抑制すると伴に鉛直土圧が増加し、補強材幅を大きくすると鉛直土圧が減少する傾向を示した。受働モードでは、曲げ剛性の高い補強材幅を大きくすることで、鉛直土圧を大きく増加させる補強効果を再現することが出来た。