講演情報
[7-54]ため池における活用方法を考慮したBIM/CIM モデルの作成及び詳細度設定
*宋 貝君1、中村 朋哉2 (1. 内外エンジニアリング株式会社、2. 農林水産省近畿農政局)
キーワード:
BIM/CIM、ため池
本報は和歌山県のため池を事例とし、内部構造を含めた堤体、取水施設等のモデルの作成を試行し、モデルの活用方法から詳細度について検討した。詳細の数量計算等への活用では基本的に詳細度300のモデルが適用でき、設計案の比較検討等への活用では詳細度200、干渉チェック等への活用では詳細度400が必要と考えられる。今後、他工種と交換可能なデータ形式や管理・保存等の方法について検討する必要がある。