講演情報

[8-14]階層ベイズモデルを用いたラオス・ビエンチャンの湿地・排水河川における負荷量の推定

*片山 裕貴1、木村 匡臣2、乃田 啓吾3、井上 慶士1、大塚 康平1、山本 純之2、松野 裕2 (1. 近畿大学大学院農学研究科、2. 近畿大学農学部、3. 東京大学大学院農学生命科学研究科)

キーワード:

階層ベイズモデル、水質、降水、負荷量、窒素、リン

ラオス首都ビエンチャンでは,都市化の進展に伴う水質汚染が問題となってきた.現状の水環境に対し,定期的な現地観測が継続されているものの観測データには限りがある.今後の水環境の把握に向け,現地観測日以外の水環境の把握が重要であると考えた.そこで本研究では,首都周辺地域を含むマクヒアオ川の流域を対象に,観測地点毎にパラメータの推定が可能な階層ベイズモデルを用いて,降雨データから流量・負荷量を推定した.