講演情報
[8-18]気象現象の違いに基づく週間アンサンブル予報の降雨予測特性の分析
*相原 星哉1、皆川 裕樹1、吉田 武郎1、髙田 亜沙里1、久保田 富次郎1 (1. 農研機構 農村工学研究部門)
キーワード:
週間アンサンブル予報、事前放流、流域治水
豪雨の早期予測を通じた農業用ダムの洪水調節機能強化に向け、週間アンサンブル予報の降雨予測値の特性について評価した。予報値には時間的なずれがあるため、予測日1両日の3日間雨量を用いると、観測値との相関が高くなった。気象現象別には、台風の相関係数が高く、週間アンサンブル予報の活用により事前放流の早期実施につながる可能性があるが、停滞前線は直前まで予測が難しいことが示された。