講演情報

[8-24]八郎潟干拓地における湧水量と調整池水位の評価に関する研究

*近藤 尚子1、櫻井 瑛介1、近藤 正2 (1. 秋田県立大院生物資源科学研究科、2. 秋田県立大学)

キーワード:

干拓地、浸透水

循環灌漑構造が特徴的な八郎潟干拓地では、浸透負荷を明らかにすることが干拓地からの面源由来の汚濁負荷量を考える上で重要である。浸透流入水量を把握するために、八郎潟干拓地正面堤防付近などで水田内に多く発生している湧出水と調整池水位との関係性についての検討を行った。その結果、湧水量と調整池水位は正の相関を示し、調整池水位が1~3日あるいは14日ほど遅れて浸透流入水量に影響している可能性が示唆された。