講演情報

[8-30]一級河川の負荷量と土地利用の関係について

*脇山 渚1、多田 明夫1 (1. 神戸大学大学院農学研究科)

キーワード:

河川水質、下水道、土地利用

瀬戸内海に流入する14の一級河川流域内の15流域を対象にTNとTPについて,河川流出負荷量と流域の下水処理量との合計値を流域発生負荷量と仮定し,この値と土地利用との関係を評価した.市街地,農地,森林の3つの土地利用構成比と流域発生負荷量の関係式を最適化により求めた結果,河川水質に与える影響は市街地,農地,森林の順に高くなることと,この手法による原単位モデル算定の可能性が示された.