講演情報
[9-4]流域特性に依存しないため池群の洪水軽減効果の評価方法
*中村 友和1、吉川 夏樹2、高野 陽平1、田中丸 治哉3、宮津 進2、長野 宇規3 (1. 新潟大学大学院自然科学研究科、2. 新潟大学自然科学系、3. 神戸大学大学院農学研究科)
キーワード:
ため池群、河川流量ピーク低減率、流域治水
先行研究では,兵庫県万願寺川流域を対象にため池群がもたらす洪水軽減効果の算定手法が開発された.この手法はため池諸元のみで効果規模が推定できる.しかし,流域特性が異なる他の流域でも成立するかは未検証であった.本研究では,流域特性に依存しない汎用的なため池群の洪水軽減効果の評価方法の確立を目指し,洪水到達時間の決定法を検討するとともに,新たな事例流域でその妥当性を検証した.