講演情報
[9-8]魚群探知機を用いたソナーマッピングによるダム貯水池の堆砂状況の監視
*長田 実也1 (1. 中央開発株式会社)
キーワード:
ダム堆砂、深浅測量、魚群探知機、土砂管理
魚群探知機を用いた新たな水中地形調査手法「ソナーマッピング」の実用化で,従前の深浅測量よりも安価に短時間で面的なダム貯水池の堆砂状況が把握できるようになった.今回,4年半の間隔を置いて実施したソナーマッピング計測によって作成した水中地形図の比較から,この間の貯水池内の土砂移動を可視化した.今後,本手法の適用による貯水池の堆砂状況の把握と理解が,より科学的な土砂管理を支援していくと期待される.