講演情報
[9-9]ドローンを用いた水田温度環境および水稲生育測定の有用性
*生井澤 廉1、宮坂 加理2、西田 和弘3、白石 和也3、串田 圭司2 (1. 東海農政局、2. 日本大学生物資源科学部、3. 東京大学大学院農学生命科学研究科)
キーワード:
ドローン、水温、稲体高さ、GCP
稲の収量や品質を向上させるため、水田環境や稲の生育測定の重要性が指摘されている。従来の測定は面的な分布を得ることが出来ないが、ドローンを用いることで面的な水温分布や稲体高さ分布を得ることができる。移植後の水温測定の誤差は1.0℃以内であり、収穫前の稲体高さの誤差は5㎝程度であることが分かった。7月中旬までは水田の水温分布測定可能であり、それ以降は稲穂の温度分布が測定可能であることを示した。