講演情報

[9-11]北海道のため池堤体評価における表面波探査の適用性

*橋本 和明1、川口 貴之2、小林 義宗3、相田 真人4 (1. 日本工営株式会社、2. 北見工業大学工学部、3. 北海道農政部、4. 北海道空知総合振興局)

キーワード:

ため池、表面波探査、S波速度、N値

北海道内にため池は約1,320箇所あり,堤体の健全性は,ボーリング等の地質調査と調査結果に基づく安定計算を行い評価している.地質調査においては,既存資料等から代表断面を定め,2~3本程度のボーリングを行っているが,調査に要する時間と費用が比較的大規模になることが課題となっている.このような背景を踏まえ,本報では,表面波探査の結果を堤体の硬軟把握へ利用できるかの可能性を検討した.