講演情報

[9-35]間断灌漑が温室効果ガス放出量および水稲収量に与える効果

*土井 俊弘1、登尾 浩助2 (1. 明治大学研究・知財戦略機構、2. 明治大学農学部)

キーワード:

水田灌漑

本研究では,ジャポニカ種及びインディカ種の水稲を栽培し,間断灌漑の一種である複合型水管理法が温室効果ガス放出量と水稲収量に与える効果について調べた.水管理は湛水区と複合区の2処理区を設定した.2014年から2016年において湛水区と比べて複合区の積算CH4ガスフラックスは低い値を示した.2016年のインディカ種であるIR40の収量については複合区に比べ湛水区で8%収量が増加した.