講演情報

[9-37]タンザニア連合共和国における節水型地下灌漑システム(OPSIS)の適用

*大西 純也1、廣内 慎司1、亀岡 大真1、松井 佳世1、ゴッドソン アンダーソン ヨナ2 (1. 国際農林水産業研究センター、2. アルーシャ工科大学)

キーワード:

OPSIS、水資源、地中灌漑、循環灌漑

開発途上地域において、作物栽培を天水に依存する地域は農業生産が不安定である。本研究ではOPSISの循環灌漑の手法を活用し、開発途上地域で実践できる効率的かつ持続的な灌漑技術の開発を目指している。本法では、タンザニア連合共和国のアルーシャ州オルジョロ地区での研究経過を報告する。雨季トウモロコシ作に循環灌漑を適用した結果、雨季であってもOPSISによる補給灌漑によって収量が約40%向上した。