講演情報

[9-59]水田営農型太陽光発電におけるパネル配置の検討—日射量と農作業効率のモデルべース評価—

*迫田 美和1、谷口 智之2、凌 祥之3 (1. 九州大学大学院生物資源環境科学府、2. 九州大学大学院農学研究院、3. 個人)

キーワード:

営農型太陽光発電、水田、日射量、作業効率、太陽光パネル

太陽光パネルの遮光を考慮した日射量推定モデルを用いて,営農型太陽光発電のパネルと日射量との関係について検討した.遮光はパネル直下より北側で強く,また,南北方向よりも東西方向にパネルを並べる方が日射量は減少した.また,複数のパネル配置で日射量,水稲生育,作業効率を検討した結果,畦畔にパネルを沿わせるU字型で日射量が最大となった.ただし,畦畔付近は農機が侵入できないために作業時間が著しく増加した.