講演情報

[8-33(P)]林間放牧によって肉牛を飼養する小流域河川の水質環境

*田中 桜子1、西川 雄喜2、宗岡 寿美1、山崎 由理3、中島 直久1、木村 賢人1、辻 修4 (1. 帯広畜産大学、2. 農事組合法人駒谷牧場、3. 鳥取大学農学部、4. (株)ズコーシャ)

キーワード:

林間放牧、肉牛飼養、河川水質、全窒素濃度・負荷

北海道日高振興局管内様似町上流部で林間放牧によって肉牛を飼養する小流域河川の水質環境を評価した。その結果,本川3地点・支川4地点の有機物・全窒素濃度(年平均値)は環境基準生活項目の範囲内にあり,全リン濃度は数地点で同基準を超過していた。また,全窒素負荷は森林由来の支川で低く放牧地を貫流する支川で高いなど,水系周辺の放牧地において肉牛ふん尿の排泄量は多いことが示唆された。

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