講演情報
[3-26(P)]福島県飯舘村の落ち葉と抽出液の Cs 濃度
*砂川 優樹1、橋井 一樹1、登尾 浩助2 (1. 明治大学大学院農学研究科、2. 明治大学農学部)
キーワード:
土壌、物質循環、環境影響評価、溶質移動
福島県相馬郡飯舘村にて6地点から採取した落葉のCs濃度を測定した。Csが比較的高濃度に含まれていた矢岳山と長泥峠で採取した落葉を過酸化水素水で分解し、抽出液中のCs濃度を推定した。落葉のCs濃度と採取地点の空間線量率の値の大小関係は一致せず、落葉樹が優占する地点ではCsが土壌層に移行しているためと推察された。矢岳山と長泥峠で採取した落葉の抽出液中のCs濃度は、どちらも約0.9 kBq/Lであった。
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