講演情報
[1-43(P)]産官学連携によるスマートガビオンを用いたため池の越水保護工の開発
*板垣 知也1、小林 秀一1、小林 龍平1、高橋 直哉2、鈴木 哲也3、稲葉 一成3、森井 俊廣4 (1. 株式会社水倉組、2. 東網工業株式会社、3. 新潟大学自然科学系、4. 新潟大学名誉教授)
キーワード:
ため池堤、越水保護、スマートガビオン、ガビオンマットレス、越水流れ、斜面土の水食防止、水食防止マット
多面的機能を有する多くのため池が豪雨洪水により越水損傷を受け、破堤などの危険にさらされている。洪水吐の改修による吐出能力に着目した対策に加え、既設の堤体に耐越水機能を持たせることが年々増加する洪水出水量に対して現実的である。ため池の耐越水保護工として、開発したスマートガビオンは越水による斜面土の侵食・損傷を防ぐ構造である。土地改良施設の「強靭化」や「粘り強い構造」として保全管理に貢献していきたい。
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