講演情報

[9-20(P)]多目的ダムの治水強化に対する需要主導型水管理による節水効果の経済的価値

*谷口 智之1、飯田 菜々2、中村 遥3、凌 祥之4 (1. 九州大学大学院農学研究院、2. 前田建設工業、3. 九州大学大学院生物資源環境科学府、4. 個人)

キーワード:

需要主導型水管理、多目的ダム、CB法

需要主導型水管理において管理用水の発生が抑えられる点に着目し,削減した利水容量を降雨時のダム空き容量(治水)に活用した場合の経済的価値を試算した.需要主導型水管理を実現するために圃場水管理システムを導入した場合,利水容量1万m3を削減するには年間11.4万~16.6万円/万m³の費用が必要であると推定された.この金額は,全国のダム再開発事業13事例のうち10事例の事業費よりも安価であった.

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