講演情報
[S-2]土壌中の礫がDPHPセンサによる熱特性計測に与える影響
*鈴木 拓実1、小島 悠揮2、神谷 浩二2 (1. 岐阜大学大学院自然科学技術研究科、2. 岐阜大学工学部)
キーワード:
DPHP、礫、体積熱容量、熱伝導率
DPHPセンサのプローブに礫などの土壌とは異なる熱特性を有する物質が近接する場合,熱特性の測定に影響する可能性がある.本研究ではDPHPセンサのプローブ間中央に存在する礫の影響を数値解析的に評価した.その結果,礫の直径が大きいほど検温プローブの温度上昇量は大きくなり,これに伴って体積熱容量は過小評価されることが明らかとなった.一方で熱伝導率に関してはその影響が小さいことが明らかとなった.