講演情報

[S-12]AWDと炭素繊維資材によるメタン排出抑制及び社会実装に向けた研究

*朝倉 歩1、加藤 亮2、サミュエル ゴドスーン アマムー1 (1. 東京農工大学大学院、2. 東京農工大学大学院連合農学研究科)

キーワード:

水田灌漑、土壌微生物・土壌動物、気象環境

交互湿潤乾燥灌漑(AWD)は、水田からのメタン排出抑制に効果的だが、地理環境条件及び社会的条件が導入定着の課題である。本研究の目的は、雨季の代替技術としての炭素繊維資材のメタン抑制効果評価及びシステムダイナミクスによるこれらの導入戦略の評価である。ポット実験においてクローズドチャンバー法によりガス計測を行った結果、炭素繊維導入により推定累積排出量が約30%減少したが、精度を向上させる必要がある。