講演情報

[S-13]トルコ共和国イズミール地方におけるCWSIを用いたスマート農業の綿花栽培の応用

*石田 裕也1、ゴットソン アマム サムエル1、加藤 亮2 (1. 東京農工大学、2. 東京農工大学大学院連合農学研究科)

キーワード:

乾燥地灌漑、水効率、マッピング、水ストレス、リモートセンシング

綿花の渇水状況を広域で効率的に観測することは適切な灌漑量と時期を効果的に決定するのに有用である。本研究では熱探知カメラをドローンに付けて圃場上空に飛ばし、綿花の葉表面温度から水ストレス(CWSI)を求めた。CWSIの分析を通じて、灌漑や降雨に対して有意な水ストレスの変化を明らかにした。今後は、圃場内の土壌性質とCWSI値の関係性と、収量と灌漑量の双方の最適なバランスを検討する。