講演情報

[S-18]観測データを使用した水田熱収支モデルの検証

*大塚 康平1、木村 匡臣2、片山 裕貴1、松野 裕2 (1. 近畿大学大学院農学研究科、2. 近畿大学農学部)

キーワード:

高温登熟障害、水田内熱収支

近年の気候変動にともなう気温上昇から,高温登熟障害により米の等級低下が起こっている。かけ流し灌漑のような灌漑方法や気象の条件による水温低下量は,熱収支式から作成された物理モデルを用いて定量的に検討されてきた。本研究では水田熱収支モデルの検証を目的として,現地観測による気象データおよび水田内温度データの収集,モデルによる計算結果の検証を行った。