講演情報

[S-27]河川水辺の国勢調査を用いた魚類生息環境評価に関する基礎的検討

*小川 洸生1、福田 信二1 (1. 東京農工大学大学院農学府農学専攻食農情報工学コース)

キーワード:

魚類、生態系、生息環境

河川魚類の保全には、現在の分布域とその変動を把握することが重要である。本研究では、国土交通省の河川水辺の国勢調査を用いて、淡水魚類の流程分布を把握し、普遍的な種分布モデルを作成することを最終目的とする。本報では、水国で調査されている魚種のうち、6種の個体数と生息環境特性との関係について検討する。水国データはデータ数が多い一方で、データの質には課題があることから、外れ値除去などの対処が必要である。