講演情報

[T-1-3]簡易日光温室により熱帯果樹を越冬させ、雨水集水で自動灌水を行う取り組み

*竹内 真一1、藤巻 晴行2 (1. 東海大学海洋学部、2. 鳥取大学乾燥地研究センター)

キーワード:

畑地灌漑、蒸発・蒸発散、農地の汎用化

温暖な静岡県の沿岸域の荒廃茶園において、亜熱帯果樹のアボカドやグアバの経済栽培を目的としたモデル圃場を整備した。小規模な階段工と低温期のみ簡易被覆を行う日光温室(無加温)とを組み合わせた栽培方法を提案し、対象果樹の灌水は集水農業にて確保し、自己集水型自動灌水とする。この取り組みを紹介するとともに、樹液流と飽差の関係を精査することにより得られる情報を整理する。