講演情報

[T-10-4]小規模スマート製麦設備による中山間地域の農閑期における生業創出の提案

*佐藤 稜1、山端 脩暉1 (1. 岩手大学農学部)

キーワード:

土地利用計画、農村振興、中山間地域

中山間地域における土地利用策として、ビールやウイスキーの主原料となるビール麦(二条大麦)による土地利用が考えられる。ビール麦は醸造に際して「製麦」という特殊な加工を必要とする。そこで本研究では、製麦加工が主に冬季(農閑期)に実施されるという特徴に着目し、中山間地域における零細農家向けの小規模製麦設備を導入することによって、ビール麦生産と農閑期の製麦加工を組み合わせた、新しい営農モデルの提案を行う。