講演情報

[T-14-4]炭素・窒素同位体比からみた生態系配慮のその後

*森 淳1、津々良 瑛介2、髙松 利恵子1、落合 博之1 (1. 北里大学獣医学部、2. 竹中工務店)

キーワード:

生態系配慮、モニタリング、水田生態系、安定同位体比

土地改良事業が環境との調和にして実施されることとされてからほぼ四半世紀になる.生態系に人為を加える際最も重要なモニタリングは十分とは言えないものの国営地区などを中心に実施されている.しかしその影響が長期間を経てどのように変化するのかを明らかにした事例は見当たらない.本稿では竣工後時間を経過した後の水域生態系の変化を,炭素.窒素安定同位体比を用いて考察する.