講演情報

[T-2-2]アラル海地域における水利用効率と塩害の制御に向けた気候にレジリエントな革新的技術開発 (BLUEプロジェクト)

田中 賢治1、*長野 宇規2、藤巻 晴行3、大西 健夫4、小寺 昭彦5 (1. 京都大学防災研究所、2. 神戸大学農学研究科、3. 鳥取大学乾燥地研究センター、4. 岐阜大学応用生物科学部、5. 茨城大学地球地域環境共創機構)

キーワード:

ウズベキスタン、塩類化、塩生植物、気候変動

本研究プロジェクトはウズベキスタンのアムダリア川流域を対象に長期間の気候データを用いて水循環解析を実施し、対象地域で利用可能な水資源量を算定する。一方で広大な砂漠や半砂漠草地に自生している耐乾燥性、耐塩性の植物(塩生植物:ハロファイト)の中から飼料、薬草、原料植物など有用性を持つものをスクリーニングし、今後従来型の農業がますます困難になる地域での導入を目指すものである。