講演情報

[T-2-4]西部砂漠のオアシス社会における住民の理解と参画を軸とした水・土地資源の持続的利用モデルの構築プロジェクト

吉田 修一郎1、*岩崎 えり奈2、松岡 延浩3、溝口 勝1、西田 和弘1 (1. 東京大学大学院農学生命科学研究科、2. 上智大学外国語学部、3. 千葉大学大学院園芸学研究院)

キーワード:

SATREPS、文理融合、乾燥地、住民参画、節水灌漑

エジプト西部砂漠のオアシスでは、大規模な地下水開発により耕地が拡大した一方で、排水湖周辺で塩類集積や排水湖の堤防決壊による洪水被害が発生している。このプロジェクトでは、排水湖や塩類集積域の拡大を回避し、持続的な農業を実現するための総合的な社会的・技術的な枠組みを確立することを目標としている。文理融合型の研究組織である点や、デジタルプラットフォームによる住民参加型の調査研究が特徴である。