講演情報

[T-4-2]東南アジアにおける間断灌漑による水田からの温室効果ガス削減

*宇野 健一1、南川 和則1、サブ ソフェアック2 (1. 国際農林水産業研究センター、2. カンボジア国王立農業大学)

キーワード:

温室効果ガス、メタンガス、カンボジア、水田、間断灌漑

温室効果ガス(GHG)の排出削減が世界的な課題となっているが、この削減に有効な手段として間断灌漑の一種であるAWDが注目されている。カンボジア国の常時湛水水田においてGHG排出量等を実測したところ、1日1 haあたり平均5.00 kgのメタンガスが排出されていた。当地域には大きなGHG削減余地がある可能性があり、AWD普及を目指す意義は大きく、広域的なAWD普及施策が立案されている。