講演情報
[T-7-2]圃場ブロック分水口の配水管理の効率化における水利用機能診断の位置づけ
*中田 達1、人見 忠良1、長谷川 文夫2、中矢 哲郎1 (1. 農研機構農村工学研究部門、2. 株式会社IHI)
キーワード:
水利用機能診断、水利秩序、分水均等性、オープンタイプパイプライン、水理解析
分水口への用水供給量の調整は,日常管理における水利用機能診断に基づいた水需給マッチングのマネジメントサイクルそのものである.計画用水量と実態用水量の比較から日常配水管理の実態を把握し,水理解析モデルに基づいた分水口のゲート操作の検討から,送水量・取水量の変化が支線全体に及ぼす影響を検証した.配水調整モデルをICTモニタリングシステムに導入し,より定量的な調整結果の提示への移行を促す.