講演情報
[T-8-2]研究プロジェクト「陸域と海域をつなぐ土砂動態の健全化に向けた土壌侵食・土砂流出の統合評価法の構築」の紹介
*大澤 和敏1、藤川 智紀2、中村 真也3、鵜木 啓二4、中野 拓治3 (1. 宇都宮大学 農学部、2. 東京農業大学 地域環境科学部、3. 琉球大学 農学部、4. 土木研究所 寒地土木研究所)
キーワード:
農地保全、土壌侵食、赤土流出、沖縄、研究プロジェクト
沖縄県を含む南西諸島地域では,降雨に伴う土壌侵食が発生し,土砂が河川や海域に流出する赤土等流出が問題となっている。農業農村工学会農地保全研究部会では,沖縄県石垣島をフィールドとして,情報分析,室内実験,現地試験,数値シミュレーションを通して,土壌侵食・土砂流出の統合評価法を構築する応用研究を遂行する研究プロジェクトチームを発足させ,研究費を獲得した。本講演では,その内容について報告する。