第75回大会開催のご挨拶
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日本体育・スポーツ・健康学会第75回大会
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日本体育・スポーツ・健康学会は、定款に明記されている「体育学/スポーツ・健康科学の進歩普及を図るとともに、体育・スポーツ・健康に関わる諸活動を通じた個人の幸福と公平かつ公正な共生社会の実現に寄与すること」を目的として、様々な事業を行っています。その中でも「学会大会の開催」は1番目の事業として定款に掲載されており、最も重要な事業です。第75回大会は、2025年8月に日本体育大学において、「今改めて問う、身體の科学と文化の価値-次世代を切り拓く未来創造-」をテーマに開催されます。
コロナ禍以来のリモートワークの定着による身体活動の低下や、AIなどテクノロジーの進化は人の心と身体に大きな影響を与えています。一方で、社会が変化しても体育・スポーツ科学は、これまで以上に重要な役割を果たすことが期待されていることから、身體の科学と文化の価値について未来思考で学術的に議論を行う学会大会を目指しています。
学会大会は、参加者が研究成果を発表し、議論する場でもあります。また国内だけでなく海外からも多数の参加者が日本体育大学に集まり、学術的議論・意見交換を行う準備をしています。その第75回大会をより充実し、盛大な学会大会にするためにも、皆様のご参加をお待ちしております。
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日本体育・スポーツ・健康学会第75回大会
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この度、日本体育・スポーツ・健康学会第75回大会を日本体育大学東京・世田谷キャンパスで開催することになりました。第75回大会は「今改めて問う、身體の科学と文化の価値-次世代を切り拓く未来創造-」をメインテーマとして掲げました。わたしたちが生きる現代社会において、科学技術はスポーツの現場にも体育の現場にも決定的な影響を与える段階にあります。そのような状況の中で、体育学・スポーツ科学・健康科学の本質は自然性を備えた人間の身体のありようを解明し、身体の文化と科学の価値を考えることであるとの認識に立ち、企画委員会及び理事会での議論を経て、このような大会テーマを決定しました。
会場となる東京・世田谷キャンパスは新幹線新横浜駅からもJR渋谷駅、恵比寿駅からもアクセス可能な立地です。普段のキャンパス内の教室、グラウンド、体育館は、約4000名もの体育・スポーツ・健康を専門に学ぶ学生たちの熱気であふれています。そのような会場で、三日間にわたり本部企画、専門領域、応用研究部会などでのシンポジウムや一般研究発表が行われます。
参加される皆様にとりまして有意義な大会になるよう、実行委員会一同、鋭意準備を進めております。多くの方々のご参加をお待ちしております。