講演情報

[01史-口-05]戦後の少年柔道に関する史的研究全日本柔道少年団を中心に

*桐生 習作1 (1. 公益財団法人講道館)
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本研究は、第二次世界大戦後、柔道を通した子どもたちの健全育成を目的として1962年に結団された全日本柔道少年団の実態を明らかにすることを目的とする。全日本柔道少年団は現在でも指導者研修会や全国少年柔道大会などの諸事業を行い、柔道による教育活動を行っている。これまでの柔道史研究では講道館、大日本武徳会、学校などを対象とした研究が中心であり、少年や市民レベルの活動を対象としたものは少ない。柔道史研究においても、また民主的な柔道のあり方を考える上でも、全日本柔道少年団の理念や活動について明らかにすることは意義があることと考える。資料としては、主に同団が発行する「団報」等を扱う。

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