講演情報
[05バ-ポ-11]マインドフルネストレーニングがダーツの投動作に与える影響
*渡辺 日向1 (1. 新潟大学)
スポーツをはじめ、様々な状況におけるパフォーマンスの発揮には、身体だけでなく心理面のコントロールが重要であり、近年はマインドフルネス特性との関係性が注目されている。マインドフルネスとは、「今までの経験に評価や判断を加えることなく、その瞬間に、能動的に注意を向ける」という心のありようを意味し、これを高める実践はマインドフルネストレーニング(MFT)としてスポーツや医療などの分野で活用されている。MFTは感情調節や注意制御、自己認識の強化などが提案されている。MFTの効果を検証する研究では、アンケートを用いた評価と、ダーツやピッチング、ゴルフのパッティング課題などのパフォーマンス測定が多い。先行研究では、MFTがダーツ初心者の運動学習を促進することが示されたが動作への影響は十分に解明されていなかった。そこで本研究では、心理面が重要なダーツの投動作を対象に、MFTの有無による動作解析を行い、初心者のパフォーマンス向上とのダーツ投擲動作の関係性を明らかにすることを目的とした。
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