講演情報
[11教-ポ-17]ベースボール型球技に関する先行研究と課題雑誌『体育科教育』および国内論文の分析を通して
*岡崎 太郎1、竹田 唯史2 (1. 北翔大学大学院生涯スポーツ学研究科、2. 北翔大学)
2008年の学習指導要領改訂以降、ベースボール型は球技領域に位置づけられ、バット操作・走塁・守備を通じた攻防の指導が求められている(文部科学省、2017)。滝澤・岩田(2004)は小中学校体育におけるベースボール型ゲームの教材づくりの動向を分析し、用具・場・ルールの工夫の重要性と、戦術学習に焦点を当てたゲーム修正の視点の乏しさを指摘した。一方、小学校体育におけるベースボール型授業の実施状況を調査した大田ら(2022)は、若手教員や女性教員が指導法や教材研究に困難を抱える現状を指摘している。そこで本研究は、ベースボール型球技に関する先行研究を検討し、課題を提起することを目的とした。
方法は、雑誌『体育科教育』およびCiNiiより抽出した国内論文を対象に文献レビューを行い、内容ごとに分類した。
結果、先行研究は、1)野球・ベースボール型球技の競技目的・認識対象・競技構造・技術的特質・競技特性等を提起したもの、2)学校体育におけるベースボール型授業を分析したもの、3)打つ・投げる・捕る技能の向上を目的とした教材づくりに関するもの、4)攻防構造・ルール・状況判断・戦術の認識形成を目的とした教材づくりに関するもの、5)指導プログラムに関するものの5つに分類された。
これらの課題として、1)2)では構造や課題が示されつつも具体的な指導法が提示されていない点、3)4)では攻撃・守備・走塁・判断のいずれかに偏りがあり、統一的に学習が可能な教材が乏しい点、若手や競技未経験の教員でも指導を可能とするような目標・内容・教材・指導方法・評価を網羅した具体案が提示されていない点、5)では体系的であるものの一般的な学校で実施可能な範囲を超えている点が明らかになった。
方法は、雑誌『体育科教育』およびCiNiiより抽出した国内論文を対象に文献レビューを行い、内容ごとに分類した。
結果、先行研究は、1)野球・ベースボール型球技の競技目的・認識対象・競技構造・技術的特質・競技特性等を提起したもの、2)学校体育におけるベースボール型授業を分析したもの、3)打つ・投げる・捕る技能の向上を目的とした教材づくりに関するもの、4)攻防構造・ルール・状況判断・戦術の認識形成を目的とした教材づくりに関するもの、5)指導プログラムに関するものの5つに分類された。
これらの課題として、1)2)では構造や課題が示されつつも具体的な指導法が提示されていない点、3)4)では攻撃・守備・走塁・判断のいずれかに偏りがあり、統一的に学習が可能な教材が乏しい点、若手や競技未経験の教員でも指導を可能とするような目標・内容・教材・指導方法・評価を網羅した具体案が提示されていない点、5)では体系的であるものの一般的な学校で実施可能な範囲を超えている点が明らかになった。
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