講演情報

[09コ-ポ-49]スポーツイベント開催に対するスタッフの意識や課題に関する一考察児童会館におけるドッジボール大会の開催に着目して

*島崎 百恵1 (1. 東海大学)
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札幌市南区内の児童会館では、放課後の小学生への指導や見守り、年間定期的に様々なスポーツならびに文化イベント等を開催している。しかしながら、近年の子どもたちの運動・スポーツ離れやイベントに関わる運営スタッフの負担増等を理由に、長年継続的に実施してきたドッジボール大会の見直し問題が生じている。そこで、本研究はドッジボール大会の運営に関わっている児童会館のスタッフ41名を対象として、ドッジボール大会の実施内容や取り組み、振り返りなどについて調査し、イベント自体の改善点や継続の必要性に関する知見を得ることを目的とした。本研究では、対象者から得られたデータを分析ソフトKH Coderを用いて、ドッジボール大会に関わる運営スタッフの実施(業務)内容や取り組み、振り返りに関する記述を質的に分析した。本研究結果から、運営スタッフの振り返り内容として熟練スタッフからは「チームワーク」や「リーダー育成」など参加する子どもたちにとっての具体的な目標設定の必要性やスタッフ間の「業務分担」などが挙げられた。一方、経験歴が浅いスタッフからは「専門的な指導」や「審判スキル」へのプレッシャーや負担感が見出された。また、ドッジボール大会を今後も継続して実施していくために必要な事柄については「大学との連携」や「スタッフ情報共有」、「協力・協働」などの項目が示され、他には各児童会館のクラブ参加人数の不足や物価高騰を背景としたバス移動による交通手段等の問題点が示された。今後は、得られた問題点や課題の改善策を実践し、ドッジボール大会のさらなる継続運営に向けて考察を継続していきたいと考えている。

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