講演情報
[03心-口-02]高校生バレーボール部員におけるバーンアウトの特性属性別比較による検討
*時田 晃佑1、鶴田 幸大1、竹内 早耶香1,2、中澤 史3 (1. 法政大学大学院スポーツ健康学研究科、2. びわこ学院大学、3. 法政大学)
【目的】
高校生バレーボール部員におけるバーンアウト(以下、BA)の特性を明らかにすること。
【対象と方法】
高校生バレーボール部員434名(男子224名、女子210名、17.0±0.78歳)を対象に、2025年5月から2026年2月にかけて質問紙調査を実施した。質問紙は、フェイスシートおよび運動選手のバーンアウト尺度(以下、ABI)で構成した。ABIでは、4因子(競技に対する情緒的消耗感、個人的成就感の低下、チームメイトとのコミュニケーションの欠如、競技への自己投入の混乱)および合計得点を測定した。統計解析にはHAD(清水、2016)を用いて、性別、役職は対応のないt検定を、学年、試合経験、競技レベルは一元配置分散分析を実施した。
【結論】
性別および試合経験による比較の結果、有意な差は認められなかった。一方で、学年については「競技に対する情緒的消耗感」に、競技レベルについては「個人的成就感の低下」および「ABI合計」に、役職については「個人的成就感の低下」において、それぞれ有意差が認められた。以上の結果から、個人属性でのBAの現れ方やその程度に関連している可能性が示唆された。学年に関しては、1年生よりも2年生の方が「競技に対する情緒的消耗感」が高い傾向がみられた。この要因としては、役割の欠如による自己肯定感の低下(下平、2014)や、中だるみによる社会性得点の低下(山本、2010;山本ら、2008)が関与している可能性が考えられる。また、競技レベルに関しては、レギュラーおよび準レギュラーと比較して、非レギュラーの選手において「個人的成就感の低下」および「ABI合計」が高い傾向がみられた。この背景には、役割やチームへの貢献が十分に認識されないことにより、スポーツに対する価値の低下が生じ、BAを引き起こす要因となる可能性が指摘されている(Raedeke、2001)。
高校生バレーボール部員におけるバーンアウト(以下、BA)の特性を明らかにすること。
【対象と方法】
高校生バレーボール部員434名(男子224名、女子210名、17.0±0.78歳)を対象に、2025年5月から2026年2月にかけて質問紙調査を実施した。質問紙は、フェイスシートおよび運動選手のバーンアウト尺度(以下、ABI)で構成した。ABIでは、4因子(競技に対する情緒的消耗感、個人的成就感の低下、チームメイトとのコミュニケーションの欠如、競技への自己投入の混乱)および合計得点を測定した。統計解析にはHAD(清水、2016)を用いて、性別、役職は対応のないt検定を、学年、試合経験、競技レベルは一元配置分散分析を実施した。
【結論】
性別および試合経験による比較の結果、有意な差は認められなかった。一方で、学年については「競技に対する情緒的消耗感」に、競技レベルについては「個人的成就感の低下」および「ABI合計」に、役職については「個人的成就感の低下」において、それぞれ有意差が認められた。以上の結果から、個人属性でのBAの現れ方やその程度に関連している可能性が示唆された。学年に関しては、1年生よりも2年生の方が「競技に対する情緒的消耗感」が高い傾向がみられた。この要因としては、役割の欠如による自己肯定感の低下(下平、2014)や、中だるみによる社会性得点の低下(山本、2010;山本ら、2008)が関与している可能性が考えられる。また、競技レベルに関しては、レギュラーおよび準レギュラーと比較して、非レギュラーの選手において「個人的成就感の低下」および「ABI合計」が高い傾向がみられた。この背景には、役割やチームへの貢献が十分に認識されないことにより、スポーツに対する価値の低下が生じ、BAを引き起こす要因となる可能性が指摘されている(Raedeke、2001)。
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