セッション詳細

会員企画⑤/国内初の全国活動量計データからスポーツ×健康政策を考える―誰もが運動・スポーツとのつながりを持てる社会の実現に向けて―

2026年8月31日(月) 13:50 〜 15:10
札幌コンベンションセンター102会議室(1F)
コーディネーター:水野 陽介(笹川スポーツ財団) 指定討論者:甲斐 裕子(明治安田厚生事業団体力医学研究所)
近年の運動・スポーツ推進や健康づくり施策は、スポーツ庁によるスポーツ基本計画と厚生労働省による健康日本21 のもと、ともに国民の幸福で豊かな生活の実現を目指して展開されてきた。現在議論が進められている第4期スポーツ基本計画では、子育て・働き盛り期(20 代~50 代)および女性が重点対象とされており、同年代の運動・スポーツ実施が中心的な論点のひとつとなっている。一方、健康づくりの観点からは、運動・スポーツ実施の有無にかかわらず、身体活動不足や座りすぎが健康リスクと関連することが明らかになっている。しかし、働き方や生活様式の変化により、人々が身体を動かす機会や環境も大きく変化・多様化しており、特に子育て・働き盛り期の年代では、時間的・環境的制約から運動・スポーツ実施が難しい者も少なくない。こうした中で、日常生活の動きを包括した身体活動の視点を通して、運動・スポーツの価値や意義について再認識する必要がある。
 本企画では、(公財)笹川スポーツ財団と(公財)明治安田厚生事業団体力医学研究所が共同で実施した「活動量計による身体活動・スポーツの実態把握調査」の全国データから成人や高齢者、性別などの属性ごとの身体活動および座位行動の実態を明らかにするとともに、運動・スポーツ実施状況との関連について報告する。日常生活全体の身体活動を把握することで、さまざまな属性の人がどのくらい身体を動かしているのかを多面的に捉え、実施率だけではみえてこない、人々の日常生活における身体活動の現状を明らかにする。そして運動・スポーツを身体活動と連続的なものと捉える視点から、誰もが生涯にわたり運動・スポーツとつながりを持てる社会のあり方について考える。具体的には、第4 期スポーツ基本計画の策定を見据え、従来の実施率を中心とした評価では捉えきれない課題を提示し、身体活動の視点を取り入れた政策のあり方を展望する。

[会員企画5-1]全国活動量計調査からみた日本人の身体活動の実態

*川上 諒子1 (1. 明治安田厚生事業団体力医学研究所)
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[会員企画5-2]身体活動から捉えなおす運動・スポーツ実施率を超えて

*松下 由季1 (1. 笹川スポーツ財団)
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