セッション詳細

[PS-2]世界患者安全の日企画パネルディスカッション 小児重症例・小児集中治療における治療継続のための安全確保 ~課題と取り組み~

2025年11月9日(日) 10:10 〜 11:40
第1会場
座長:德平 夏子(大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部・集中治療部), 新田 雅彦(大阪医科薬科大学病院 医療安全推進室/大阪医科薬科大学 小児科学・救急医学)
目的:小児重症例の特異性を踏まえた安全確保の取り組みについて共有する。
内容:小児重症管理は成人に比し多くの留意点があり、各現場で安全確保のための取り組みがされているが、これらを公に議論する場は少ないと考えられる。
重症例の病態変化は分~時間単位であり、これに加え、小児重症例は小児の特異性に加え個別性が高く、対象患者も少ないことから、各現場での取り組みは医療全体、および医療安全の視点からみると、特殊な状況となり得る。
小児重症管理の現場における安全確保への取り組みを共有することで、個別性が高い中でも体系的な取り組みへの足がかりとなる。このセッションで集中治療における医療の安全確保への課題を認識、共有することで、現場及び医療安全・病院全体にとって協調性のある安全管理につなげる。「小児重症例での安全の取り組み・課題」と「小児病院における医療安全の課題」の2部構成。

[PS-2-1]小児重症例での安全の取り組み・課題:薬剤投与について

大西 絵梨 (大阪大学医学部附属病院 薬剤部)

[PS-2-3]小児重症例での安全の取り組み・課題:医療関連機器褥瘡

北山 未央 (金沢医科大学病院 看護部)

[PS-2-4]小児重症例での安全の取り組み・課題:院内搬送について

德平 夏子1,2 (1.大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部, 2.同 集中治療部)

[PS-2-5]小児病院における医療安全の課題

中川 聡 (いわき市医療センター 集中治療部)