セッション詳細
[CPD-1]学会連携企画パネルディスカッション 1 【医療の質・安全学会/医療安全全国共同行動患者安全行動計画2企画】医療安全管理者が診断の質に疑義を抱いたとき、どのようにするのがよいでしょうか?
2025年11月8日(土) 9:00 〜 10:30
第8会場
座長:綿貫 聡(医療社団法人おうちの診療所), 志水 太郎(獨協医科大学総合診療科)
近年、診断の安全性に係るインシデントは一定の割合を占めることが指摘されるなど、国内外で課題として挙がっていますが、現場での介入はなかなか難しいようです。その要因の1つとして、日本の病院では看護師や薬剤師が医療安全管理者を担うことが多く、医師が主たる役割を担う診断の質の問題になかなか踏み込めないことが挙げられます。疑義を感じても医師に直接問いかけることにためらわれた方も多くおられると思います。本パネルディスカッションでは、診断の安全性に関する課題で悩まれている医療安全管理者向けに、診断の質に関連するリスクを早期に発見し効果的に共有する方法や、診断の質に関するチェックリストを活用した多職種でのリスク評価、医師との円滑な連携を築く具体策を紹介します。また、診断の質を高める実践的アプローチとして、医療安全管理者がどのように医師を味方につけ、診断の質向上に寄与できるかも議論したいと考えています。
[CPD-1-1]診断の質・安全性に関連した総論
○綿貫 聡 (医療法人社団おうちの診療所)
[CPD-1-2]診断の質に関する国内外の議論
○栗原 健 (名古屋大学医学部附属病院 患者安全推進部)
[CPD-1-3]医療安全管理者が診断の安全性・質に疑義を感じたとき:看護師の視点
○南 恵 (地方独立行政法人堺市立病院機構 堺市立総合医療センター 医療安全管理センター)
[CPD-1-4]医療安全管理者が診断の質・安全性に疑義を感じたとき:専従薬剤師の視点
○中西 敏博1, 石木 良治2, 久田 達也1, 小園 利加1, 郡司 藍1, 油井 直樹1 (1.トヨタ記念病院 医療安全管理グループ, 2.トヨタ記念病院 副院長)
[CPD-1-5]診断版TeamSTEPPSの多職種での活用提案
○原田 侑典 (獨協医科大学総合診療医学)
[CPD-1-6]診断チェックリストの多職種での活用提案
○和足 孝之 (京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター)
