セッション詳細

[S-4]シンポジウム 4 京都府薬剤師会で取り組む医療安全

2025年11月8日(土) 9:00 〜 10:30
第3会場
座長:大津山 裕美子(医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院 薬剤部), 中林 保(おれんじ薬局)
京都府薬剤師会は、病院勤務薬剤師が所属する病院薬剤師会と保険薬局勤務薬剤師が所属する薬剤師会が統合された組織として機能している。京都府薬剤師会の医療安全委員会は、ホームページ上にインシデント・アクシデントさらにグッドジョブ事例報告の仕組みを作り、報告された事例を共有している。保険薬局でインシデントが発生した場合、適切に対処できたとしても効果的な再発防止策を検討するには情報が不足していることも多い。そこで京都府薬剤師会では、3か月に1回の医療安全委員会を開催し、事例共有だけでなく、再発防止策の妥当性を共に検討している。特に病院において医療安全に専従で取り組んでいる委員を中心に活発な意見交換をすると同時に、注意喚起動画の作成や機関紙である京都薬報にPatient Safety Pitfallsとして注意すべき内容を投稿する活動を行っている。このような地域で実践する持続可能な患者安全の取り組みについて報告する。

[S-4-1]便利ツール、お薬手帳の位置づけとかかわる問題点

芝原 由典 (しばはら薬局)

[S-4-2]散剤鑑査の落とし穴!手順書の再確認

日比 麻有 (シミズ薬品株式会社 薬局ダックス西京上野橋店)

[S-4-3]週末の急配状況、必要な医薬品はいつ届く?

芦田 昌浩 (黄治湯薬品)

[S-4-4]医薬品の不安定供給はリスクにも直結

山本 崇 (大阪赤十字病院 薬剤部)

[S-4-5]会員向け医療安全動画作成と京都薬報 Patient Safety Pitfalls 紹介

小野 勝 (京都市立病院 薬剤部)