セッション詳細

[PD-3]パネルディスカッション 3 医療安全文化調査 調査結果のその先 ~取り組みの共有と展望~

2025年11月8日(土) 10:40 〜 12:10
第2会場
座長:長谷川 友紀(公益財団法人日本医療機能評価機構/東邦大学), 横山 玲(公益財団法人日本医療機能評価機構 評価事業推進部)
医療安全の達成には、医療安全文化の醸成が欠かせない。公益財団法人日本医療機能評価機構では、医療の「安全文化」を“視える化”する指標として米国AHRQ (Agency for Healthcare Research and Quality) が開発した「医療安全文化調査票 (Hospital Survey on Patient Safety Culture: HSOPS)」を用いて「医療安全文化調査活用支援プログラム」を実施している。本プログラムでは医療安全文化調査をwebで実施・自動集計できるシステム、プログラム参加病院間ベンチマークおよび好事例共有の場を提供している。2021年度以降の医療の質・安全学会学術集会において、本プログラム参加病院の医療安全文化調査を通じて把握した課題、それに対する取り組みの共有を目的としたパネルディスカッションを開催してきた。今回のパネルディスカッションでは、同様に本プログラム参加の2病院より、医療安全文化調査を用いた改善活動の取り組みについて発表する。今後の医療安全文化の醸成や、データに基づく質改善の具体的な取り組みについて探っていきたい。

[PD-3-1]ヒヤリ Good報告の構築

山本 直美 (一般財団法人 潤和リハビリテーション振興財団 介護老人保健施設 ひむか苑 看護科)

[PD-3-2]九州がんセンターにおける医療安全文化調査の活用とSafety-II

藤 賢史, 藤田 直子, 高野 豪, 勝田 朋子, 益田 宗幸 (国立病院機構九州がんセンター 医療安全管理部)