セッション詳細

[PD-5]パネルディスカッション 5 ケアの移行期でのサステナブルな薬剤確認

2025年11月8日(土) 10:40 〜 12:10
第3会場
座長:山本 崇(大阪赤十字病院 薬剤部), 小太刀 菜月(harmo株式会社 企画営業部 新規企画チーム)
世界中で、薬剤安全は患者安全の大きな柱のひとつです。患者・家族、医師、薬剤師、看護師、介護職員など多くの人がこれに関わることが特徴であり、正しい情報を共有することが重要です。入院や退院のタイミングは、薬剤安全に関わる情報共有エラーが発生するリスクが高まり、ケアの移行期として、重点的に管理されるべきタイミングであるとされています。薬剤情報共有エラーには、専門的知識がなければ回避できないものもあれば、単純な照合で確認できるはずが、ヒューマンエラーのために誤ってしまうということもあります。本シンポジウムでは、処方側の医師、病院薬剤師、薬局薬剤師、電子版お薬手帳の開発・実装に関わる薬剤師が業務の経験に基づき、ヒューマンエラーを誘発しにくい薬剤安全システムについて、まず現状を整理します。労働人口が減少する中で、人の労力に頼らず、効率で安全で持続可能なシステムのありかたについて議論します。

[PD-5-1]WHOの挑戦を現場で実装する:麻酔科医が語る薬剤安全インフラの再構築

加藤 果林 (京都大学医学部附属病院 医療安全管理部)

[PD-5-3]医療情報連携強化に向けたPHRの活用と今後の課題 ~医療現場の声を反映した電子版お薬手帳の展望~

小太刀 菜月 (harmo株式会社 企画営業部 新規企画チーム)

[PD-5-4]入退院時における薬剤確認業務DX化の試み

山本 崇 (大阪赤十字病院 薬剤部)