セッション詳細
[PD-6]パネルディスカッション 6 薬剤安全のバトンパス:対物・対人業務をつなぐキーパーソンとしての役割と仕組みづくり
2025年11月8日(土) 13:40 〜 15:10
第3会場
座長:西原 雅美(大阪医科薬科大学病院 薬剤部/医療総合管理部), 河瀬 留美(西淀病院 医療安全管理室)
患者にとって安全で適切な薬物治療を提供するため、医療現場および地域医療における薬剤関連の物流や連携の重要性を論じます。まず、病院内での薬剤の搬入から処方・調剤・病棟搬送までの流れを見直し、ミスのない円滑な薬剤管理を実現するための仕組みを探ります。次に、病棟における薬物治療実施の段階での課題とその対策、スタッフ間の連携や患者の状態に応じた柔軟な対応について検討します。さらに、地域連携やケア移行における薬物治療の安全性向上を目指します。特に、老健施設における薬剤管理や在宅患者を対象とした薬薬連携についても議論し、患者中心の薬物治療管理を実現するためのシステムと実践方法を提案します。薬剤安全のバトンを患者に確実に届けるため、対物・対人の両面で連携強化と医療従事者一人ひとりの役割を再確認し、薬物治療の安全性向上に向けて、キーパーソンとして薬剤師に求められる役割を提案します。
[PD-6-1]安全な薬物治療/ケアの実施場面 ~薬剤から看護へのバトンパス~
○但見 雅代 (大阪医科薬科大学訪問看護ステーション)
[PD-6-2]ケア移行で薬が“途切れない”ために ~老健薬剤師が果たす情報共有と支援の役割~
○大荒 政志 (医療法人育和会 育和会記念病院 薬剤部)
[PD-6-3]医療(介護)安全における薬剤師の役割 ~つなげる安全な薬物治療~
○宇都宮 励子 (一般社団法人 大阪ファルマプラン)
[PD-6-4]薬剤安全のバトンパス(供給~処方/調剤~病棟搬送~実施まで)
○西原 雅美 (大阪医科薬科大学病院 薬剤部/医療総合管理部)
