セッション詳細

[PD-18]パネルディスカッション 18 職種共通の日本版医療安全コンピテンシーフレームワークを作ろう(患者安全部門編)

2025年11月8日(土) 9:00 〜 10:30
第7会場
座長:清水 郁夫(千葉大学医学部附属病院 医療安全管理部), 田中 和美(群馬大学大学院医学系研究科 医療の質・安全学)
患者や社会にとって価値ある質の高い医療を安全に提供するために、医療チームが医療安全について共通のコンピテンシーを掲げ、質向上と患者安全に係る教育を確実化できるような仕組みが求められる。米・カナダでは、卒業時コアコンピテンシーとは別に患者安全コンピテンシーが示されているが、我が国では職種間で差異がある。本企画では、卒前教育カリキュラムがさらなる連携と医療の質・安全の向上に寄与するために、各職種で共有する患者安全コンピテンシーフレームワークを考案する。冒頭で、我が国のモデル・コア・カリキュラム(コアカリ)における質・安全項目と、各国の医療の質・安全コンピテンシーを例示する。その後、グループワーク形式をとりいれた全体討論に進む。まず各職種コアカリの患者安全領域の項目を質的分析の手法で分類・整理する。ついで整理した各項目の関連性を検討した上で、図示し、全体で集約する。
提案者らはこれまでに我が国の患者安全コンピテンシーを策定する一連の活動を行っており、本企画は最終プロダクト案を作成する場と位置づけている。

[PD-18-1]各職種モデル・コア・カリキュラムにおける医療の質・安全領域の取り扱いと、各国の医療の質・安全コンピテンシー

清水 郁夫 (千葉大学医学部附属病院 医療安全管理部)

[PD-18-3]全体討論(患者安全コンピテンシーフレームワークの提案)

田中 和美 (群馬大学大学院医学系研究科 医療の質・安全学)

[PD-18-4]職種共通の日本版医療安全コンピテンシーフレームワークを作ろう(患者安全部門編)

渡辺 恵 (群馬大学 多職種人材育成のための医療安全教育センター)