セッション詳細
[PD-21]パネルディスカッション 21 転倒の施設環境要因分類を現場に適用する
2025年11月9日(日) 8:30 〜 10:00
第2会場
座長:筧 淳夫(工学院大学建築学部), 大石 雅子(滋慶医療科学大学大学院医療管理学研究科)
企画:施設環境委員会
本学会の施設環境委員会では、施設環境・建築の視点から見た転倒要因を調査分析することにより、そのリスクを低減させる対策を検討してきた。2024年度の第19回学術集会においては、地域在住高齢者を対象に物的環境要因をベースとした転倒の分類を示し、エスカレーターをはじめとする現場の事例を挙げて施設整備プロセスでのプロアクティブな対策についてディスカッションを行った。当該分類と対策は在宅高齢者を対象にまとめられたものではあるが、医療機関との類似性があり、施設環境・建築の専門性を活かした視点は医療者にとって得難いものと考える。本企画では委員会がとりまとめた転倒分類を改めて示し、リスクの高い場所とその施設環境対策をまとめ、医療現場の対策の事例に照らして紹介するとともに、実際の医療現場における当該分類と対策の活用の可能性について参加者とともに、ディスカッションする予定である。
[PD-21-1]施設環境・建築の視点から見た転倒分類とタイプ別の施設環境対策
○渡辺 玲奈 (株式会社 竹中工務店 医療福祉・教育本部)
[PD-21-2]転倒の施設環境要因分類を本院に適用してみた
○宮崎 浩彰 (関西医科大学医療安全管理センター)
