セッション詳細
[PD-36]パネルディスカッション 36 周術期におけるチーム医療のあり方 ~手術医療の質と安全を担保するためには~
2025年11月9日(日) 8:30 〜 10:00
第8会場
座長:徳山 薫(東京大学医学部附属病院 看護部), 原 健太朗(熊本大学大学院生命科学研究部 環境社会医学部門 基盤看護学)
外科的医療技術の進展で手術件数は増加の一途であるが、少子高齢化の影響により、看護師、外科医、麻酔科医、臨床工学技士など、医療現場の人材不足が本格化している。特に、手術医療における人材確保・育成は急務の課題である。手術室看護師については、2006年の診療報酬改定以降、病棟看護師7:1配置の入院基本料算定取得が手術室看護師の不足状況に拍車をかけている。手術室看護師の配置基準が設けられていないからである。麻酔科医の不足については特定行為研修修了看護師に期待したいが、育成と活用が追いついていない現状がある。
本パネルディスカッションでは、手術医療における人材確保と育成の課題について各専門家による多角的な視点から議論を行う。医療経済的な側面、教育・研修の現状と課題、働き方、手術看護の役割についてそれぞれの専門領域から見解を述べてもらい、手術を受ける患者の医療の質と安全を担保するための策を見出したい。
本パネルディスカッションでは、手術医療における人材確保と育成の課題について各専門家による多角的な視点から議論を行う。医療経済的な側面、教育・研修の現状と課題、働き方、手術看護の役割についてそれぞれの専門領域から見解を述べてもらい、手術を受ける患者の医療の質と安全を担保するための策を見出したい。
[PD-36-1]今後の手術医療の質と安全を担保するために外保連が目指す方向性
○瀬戸 泰之 (国立がん研究センター中央病院)
[PD-36-2]手術医療の安全と質を担保するための手術室看護師の現状と課題 -日本手術看護学会の実態調査から見えたこと-
○ミルズ しげ子 (日本手術看護学会(長野保健医療大学 看護学部))
[PD-36-3]手術医療の質と安全を守る看護師配置の在り方
○武村 雪絵 (東京大学医学部附属病院 看護部)
[PD-36-4]周術期の質と安全を担保するためのチーム医療の体制とは;麻酔科医の視点から
○内田 寛治 (東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンター)
[PD-36-5]手術医療の質と安全を担保するために臨床工学技士会が目指す方向性
○北本 憲永1,2,3, 藤田 智一3, 野澤 隆志3, 磯谷 佳史3, 上塚 翼3, 佐々木 慎理3, 菊地 徹3, 佐藤 邦昭3, 木村 政義3, 野村 知由樹3 (1.藤田医科大学 医療科学部 臨床教育連携ユニット 臨床医工学分野, 2.藤田医科大学病院 臨床工学部, 3.公益社団法人 日本臨床工学技士会 手術業務検討委員会)
