セッション詳細
[1MS-14]【J】生命の限定合理性を紐解く:細胞・組織・個体の知的適応
2025年12月3日(水) 11:15 〜 12:35
第14会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「419」)
オーガナイザー:木村 暁(国立遺伝学研究所), 小坂田 文隆(名古屋大学)
生命体は、時々刻々と変化するあいまいな環境を一部しか観測できないにも関わらず柔軟に適応する能力を備えている。このような「限定合理性」は、AIにはない生命特有の知性と言える。本シンポジウムは、生命の「環境を認識・推論する能力」と「柔軟な振る舞い」に注目することで、「限定合理性」を明らかにする試みを紹介する。細胞・組織・個体レベルでの「限定合理性」を実験的アプローチと理論的アプローチから探求することで、生命の知性に迫る議論を展開したい。
[1MS-14-03]非定常環境におけるグルコース応答の可視化と解読:情報処理視点からの試み
○佐野 浩子1、佐藤 俊之2、吉田 松生2、寺田 浩大3、近藤 洋平4、本田 直樹4 (1. 久留米大・分子生命科学研究所、2. 基生研・生殖細胞研究部門、3. 名古屋大・医、4. 名古屋大・院医)
[1MS-14-04]いかにして生命は文脈に応じて柔軟に目的を切り替えるのか?:行動・発生レベルで探る非定常環境への限定合理的適応戦略
○本田 直樹1,2 (1. 名古屋大学、2. 広島大学)
