セッション詳細
[1MS-08]【J】神経疾患の鍵を握るプロテオスタシス:ユビキチン化とタンパク質分解の新たな視点
2025年12月3日(水) 11:15 〜 12:35
第8会場(パシフィコ横浜 会議センター 3F「315」)
オーガナイザー:松本 弦(大阪公立大学), 若月 修二(国立精神・神経医療研究センター)
多くの神経変性疾患や精神疾患では、神経細胞のプロテオスタシス異常が原因として重要視される。プロテオスタシス維持にはユビキチン鎖を介したタンパク質分解系が大きな役割を果たし、異常タンパク質の排除やシグナル伝達調節を担う。そのため、この系の乱れは細胞機能の変容と疾患発症を引き起こす。本シンポジウムでは、神経細胞のプロテオスタシス異常に焦点を当て、ユビキチン化とタンパク質分解によるシグナル伝達変容や凝集体形成の観点から議論する。
Introduction
[1MS-08-01]ZNRF1ユビキチンリガーゼによるAIS構造の制御と恐怖行動の調節
○若月 修二1、大野 萌馨1,2、荒木 敏之1,2 (1. 国立精神神経セ、2. 東京農工大院・工学府・生命工)
[1MS-08-02]神経変性疾患病態における進行的複雑型ユビキチン鎖生成と創薬標的としての直鎖状ユビキチン修飾
○及川 大輔1、畑中 由香里1、徳永 文稔1,2 (1. 大阪公大・院医・医化学、2. 大阪公大・創薬科学研)
