セッション詳細
[2MS-08]【J】モビローム研究最前線:動く遺伝子の謎に迫る
2025年12月4日(木) 11:15 〜 12:35
第8会場(パシフィコ横浜 会議センター 3F「315」)
オーガナイザー:鈴木 仁人(国立感染症研究所), 新谷 政己(静岡大学)
塩基配列解読・解析技術の革新により、メタゲノムから個々の微生物の染色体ゲノムを高精度に再構築可能になった。一方で、進化や適応の鍵を握る可動性遺伝因子(モビローム)は、多様性の高さや解析の難しさから研究が遅れていた。近年のバイオインフォマティクスや構造生物学の進展により、新奇モビロームの検出や、その動態に重要な因子の発見が可能になりつつある。本シンポジウムでは、最新の研究成果を共有し、その意義と今後の課題を議論する。
